【競馬初心者向け】当て方のコツや回収率を重視した馬券の買い方を解説

競馬は馬の全力疾走を見るだけでも楽しいですが、やはり馬券が当たった方が嬉しいですよね。

競馬初心者の方は、とにかく馬券を当てたいと思っていることでしょう。

そしてどんな馬券の種類をどのように買ったらいいのか、迷っているのではないでしょうか。

この記事では競馬初心者に向けて、馬券の当て方のコツを解説します。

また馬券は当たったけど、勝った気がしないということもありますよね。

それは馬券が当たっても払戻金が投資額より少ないからなのですが、どのようにしたらいいのかわからない方も多いことでしょう。

そこでどうしたら競馬で勝てるのか、回収率を重視した馬券の買い方についても詳しく解説します。

目次

競馬で当たる馬券

競馬の馬券は「WIN5」などの特殊なものを除くと8種類ありますが、その中でも当たりやすいものとそうでないものがあります。

どの馬券を選ぶかは個人の自由ですが、それぞれの特徴を知っておくことは大事ですね。

ここでは競馬で当たりやすい馬券、複勝とワイドを紹介します。

複勝

競馬で当たる馬券の1つ目は複勝です。

複勝は選んだ1頭の馬が3着までに入れば当たりとなる馬券で、馬券の中では一番的中率が高いものとなります。

7頭立て以下のレースでは、2着までが当たりとなるので注意しましょう。

ここで頭数ごとの的中率を一覧にします。

出走頭数当たり頭数的中率
7頭2頭28.6%
10頭3頭30.0%
16頭3頭18.8%
18頭3頭16.7%

このように中央競馬のフルゲート18頭の場合でも16.7%の的中率なので、上位人気馬を選んだら当たりそうですよね。

また7頭立ての時は10頭の時より的中率が低いので、この場合の複勝はあまりおすすめできません。

ワイド

2頭以上選択する馬券で1番当たりやすいのがワイドで、この馬券は選んだ2頭が1着から3着までに入れば当たりとなります。

そのため2着3着に来て当たると、救われたような感じになり喜びが大きくなりますよ。

ワイドの頭数ごとの的中率を一覧にします。

出走頭数買い目点数当たり組数的中率
10頭4536.7%
16頭12032.5%
18頭15332.0%

ワイドは1着2着・1着3着・2着3着の3通りが当たりとなるので、上手く買えば全て当たりとなる場合もあります。

馬連を買うつもりでワイドを買ったら、当たりそうな気がしますよね。

競馬で当たらない馬券

競馬初心者の方でも想像がつくと思いますが、当たらない馬券として有名なのが三連単と三連複です。

当たらないだけに配当が高いのが特徴ですが、いくら配当が高くても当たらなければゼロですよね。

三連単と三連複、それぞれの特徴を見ていきましょう。

三連単

三連単は1着から3着まで着順通りに当てる馬券です。

競馬は1着を当てるだけでも大変なのに、2着3着まで当てるとなるとかなり難しいのが感覚としてわかります。

三連単の頭数ごとの的中率を一覧にしてみましょう。

出走頭数買い目点数当たり組数的中率
10頭72010.14%
16頭336010.03%
18頭489610.02%

先ほど提示した複勝の的中率と比較すると、文字通り桁違いの難しさというのがわかると思います。

「馬券を当てる」ということに焦点をあてた場合は、三連単は買ってはいけない馬券ですね。

三連複

三連複は選んだ3頭の馬が着順に関係なく、1着から3着までに入れば当たりです。

そのため三連単で負けが続くと感覚が麻痺して、三連複は当たるような感じを受けます。

しかしそれは次の的中率一覧をみると間違いだと気づきます。

出走頭数買い目点数当たり組数的中率
10頭12010.83%
16頭56010.18%
18頭81610.12%

10頭立てのレースでも的中率は1%にもなりません。

順不同だからといって、3頭を当てるのがどれだけ難しいのかがわかると思います。

三連単・三連複は当たらない馬券と考えておきましょう。

競馬で馬券を当てる2つのコツ

馬券を当てることを考えたら、複勝・ワイドを選ぶと良いことがわかりました。

ではさらに当たりやすくするにはどうしたらいいのでしょうか。

的中率を重視した馬券を当てるコツを2つ紹介します。

少数頭のレースを選ぶ

出走する頭数が少なくなれば、当然ですが当たる可能性は上がります。

前述の各馬券の種類の的中率からも、18頭より10頭で選ぶ方が当たりやすいことがわかりますね。

また少数頭のレースには大きなメリットがあります。

18頭もいると第4コーナーでゴチャつき、有力馬が本来の力を発揮できずに終わってしまう場合がありますが、少数頭のレースではそれが起きにくいことです。

そのためオッズ通りの結果になりやすく、馬券が買いやすいですね。

オッズが低い馬を選ぶ

馬券を当てるコツの2つ目は、オッズが低い馬を選ぶことです。

オッズは買われた馬券の金額によって変動します。

専門家や競馬ファンが研究した結果で馬券が買われるので、オッズが低いということはそれだけ多くの人に支持されている馬ということになります。

オッズの低い馬には素直に従って、自分の馬券に活用するようにしましょう。

競馬で勝つための5つの方法

競馬は馬券が当たればそれでいいのでしょうか。

皆さんの中には、馬券は当たったけど損したなんて人がいるかと思います。

例え馬券が当たっても回収率が低ければ、収支はマイナスになってしまいます。

回収率とは投資金額と払戻金の比率のことを言い、100%でプラスマイナスゼロです。

1,000円賭けて1,100円の払い戻しがあると、回収率は110%となります。

では的中率と共に回収率を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。

ここでは競馬で勝つ(回収率を上げる)ための5つの方法を解説します。

レースを絞る

中央競馬のレースは1日12レース、3場開催ともなれば36レースもあります。

競馬で勝つためには、その中からこれはと思うレースに絞って賭けることが大事です。

具体的には、自分のよく知っている馬が出走するレースに絞ってしまうのです。

例えば1勝クラスのダート1600m〜1800m戦などは、毎回同じようなメンバーで行われます。

そのため馬の力関係を把握しやすいと言えます。

全部のレースで馬券を買っていては、お金がいくらあっても足りません。

競馬で勝つために、自分の得意なレースを作るようにしましょう。

買い目を絞る

三連単や三連複はある程度の買い目がないと勝てませんが、今回推奨する複勝やワイドを買うなら買い目を絞ることをおすすめします。

複勝なら1点、ワイドでも3点までですね。

その理由は複勝やワイドは、当たりやすい代わりに配当が低いという特徴があるからです。

人気馬の複勝は100円台の配当になることも多く、多くの点数を買っていてはトリガミ(当たっても収支がマイナスになること)になってしまいます。

予想して買い目を絞り込めないレースがある場合は、そのレースは買わずに見送るようにしましょう。

その分の資金は、自信のあるレースに回した方がいいですね。

予想に時間を掛ける

「競馬を研究したって馬券は当たらない」からと、予想することをあきらめていませんか。

しかし競馬は研究すればするほど予想の精度が上がります。

JRAのホームページでは、出走馬の近5走の成績が確認できます。

またレースを選択すれば映像で振り返ることもでき、数字上のデータだけではわからない馬の雰囲気を感じられます。

これらを分析し一つの答えを出す競馬の予想は、上質な推理小説を読んだ感じに似ています。

競馬ファンの中にはこの予想する時間が一番楽しいという人もいるほどです。

こういった予想を繰り返していると、ポイントになるところが自然と見えてくるようになります。

そしてこのようにして出した予想は重みがあり、それで勝った時の喜びは何倍にも大きくなるのです。

忙しい毎日ですが、競馬予想の時間はなんとか確保するようにしましょう。

同じ金額で勝負する

いつもは1日10,000円の資金で競馬をやっている人が、ボーナスが出たからと50,000円で勝負しようとします。

そうすると大抵の人は負けてしまうのです。

それは1日10,000円でやっていた馬券戦術は、50,000円になると全く役に立たないからなのです。

いつもはワイドでコツコツ買っていたのに、50,000円もあると買い目を増やして三連単で儲けようなんて欲が出てしまいます。

ワイドには精通していても三連単はあまり買ったことがないので、勝てる可能性は低いですよね。

競馬はいつも同じ金額で勝負しましょう。

記録を残す

競馬ファンのほとんどの人は馬がゴールすると、「勝った、負けた」と喜んだりがっかりしたりして終わります。

しかし競馬で勝つためにはこれからが大事なのです。

レースが終わったら、そのレースで感じたことを記録してみましょう。

本命馬は3着に終わったが最後の200mの伸び脚はすごかったとか、初めて逃げたがハイペースの中でよく粘ったなどをメモしておくのです。

そしてそれが次にその馬が出走した時の役に立ちます。

馬券師と呼ばれる競馬で生計を立てている人は、馬券を買わないでひたすらレースのメモを取っているそうです。

そしてここぞというレースに大金を賭けて儲けます。

レースのメモは日記のように後から読んでも楽しいので、まずは1行でもいいので書いてみましょう。

まとめ:当て方のコツや回収率を重視した馬券の買い方を解説

この記事は馬券の当て方や回収率について解説してきました。

まずは当てること、次に回収率(勝つこと)が大事だと感じていただけたと思います。

競馬で勝つために必要な5つの方法を紹介しましたが、これらは全て繋がっています。

レースや買い目を絞り同じ金額で勝負するためには、予想に時間を掛ける必要があります。

そして予想する要素の一つに、自分でメモしたレースの記録があるのです。

これらを総合的に考えて、納得のいく馬券を買っていきましょう。

そして少しでも勝って、長く楽しく競馬を続けていきたいですね。

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